
◆11月下旬から訪れる待降節◆
11月の最終週の日曜からカトリック世界は待降節「アドヴェント」を迎えます。
キリスト降誕(クリスマス)を迎える準備をする期間です。
ドイツやオーストリアをはじめ、ヨーロッパの街の広場にはクリスマスの市が立ち、飾り付けを買い求めにやってきた人々でにぎわいます。
日照時間が短い冬のヨーロッパでは夕方4時半過ぎには暗くなり始める中、クリスマスマーケットの明かりや街路樹に彩られた
イルミネーションが幻想的に浮かび上がる光景はホッと心が和む瞬間です。
◆ドイツのクリスマス◆
ドイツではサンタクロースは12/6に来ることになっています。
その前夜、子供たちは自分のブーツをきれいに磨いてお願いを書いた手紙と共にベッドの脇に置いて眠りにつきます。
「いい子」なら果物やナッツ、キャンディーが、「悪い子」なら小枝をおいていくのが風習だそうです。
ルターの宗教改革後、聖人信仰が禁止されたドイツでは新しいクリスマスの伝統が生まれ、24日に贈り物を届けてくれる幼子イエス=
クリストキントが現れました。
ドイツではニュルンベルクのクリスマスマーケットでクリストキントが現れます。(この町で生まれた女の子から選ばれるのだそうです)
◆ローテンブルクのクリスマス◆
ロマンチック街道の人気都市ローテンブルクのクリスマスはヨーロッパ通の方にお勧めです。
大都市にはない小ぢんまりとしたマルクト広場にはモミの木に美しい飾り付けがされ、建物のライトアップでひと際輝いて見えます。
1年中クリスマス用品を扱うお店も近くにあり、まるでメルヘンチックな遊園地の中にいるようなそんな錯覚さえ覚えます。
クリスマスは単なるイベントということではなく、ヨーロッパの長い歴史と伝統が流れています。
キリスト教文化を基底にしてきたヨーロッパが最もヨーロッパらしい姿を見せる、その雰囲気を是非味わってみてください。
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