ここから本文です

自分らしい旅のヒントが見つかるWebマガジンサイト

2015年11月25日 (水)

スポーツアイランド沖縄

JTAボーイング737機長 野田

Category:  パイロット   沖縄

はいさい、ぐすよーちゅーがなびら。JTAかい、ぬてぃきみそーち。いっペー、にふぇーでーびる。わんね機長ぬ野田やいびーん(こんにちは、ご機嫌いかがですか。JTAをご利用頂き誠にありがとうございます。私は機長の野田でございます)。

さていきなりですがクイズです。1月といえば厳冬期、北海道や東北・日本海側地方を中心に銀世界になっている季節ですね。沖縄にとっても1年で一番冷え込むのが1月なのですが、平均気温はどのくらいかご存知でしょうか?答えは17.3℃。これは平均気温なので、日によっては最高気温が25℃近くになることも珍しくありません。

そんな、暖かい冬の沖縄は、一年でももっともスポーツが盛んになる時期ともいえます。昨今ジョギングブームではありますが、沖縄県内で一年間のうちに開催されるマラソンやトライアスロン、野山を駆け巡るトレイルランニングに泥んこになるマッドレースなど、比較的メジャーなものを数えるとその総数は実に35以上にもなります。

今回はそのなかで特徴的なマラソン系イベントをいくつかご紹介します。

まずは12月上旬にある那覇マラソン。一番人気の大会で、参加者数も約3万人という規模を誇ります。那覇市内の奥武山運動公園をスタートに、観光客で賑わう国際通りを通過します。3万人が河のような流れになって国際通りを走り抜けていく迫力にはただただ圧倒されます。その後ランナー達は那覇の街をはずれ徐々に南下し、アップダウンの続くサトウキビ畑を通過します。コースの最南端でもある平和祈念公園で中間点。25km地点付近のひめゆりの塔あたりまで来ると、視界が一気にひらけ東シナ海を望めるようになり、また那覇空港を発着する飛行機の姿も見えるようになります。そして、30km地点である糸満市役所付近。ここまで来ると、ゴールまで残りわずかだと思うのは私だけでしょうか。きっと職業病かもしれませんが、那覇空港へ着陸する飛行機は、糸満市付近から2分弱で滑走路へのタッチダウンを迎えます。着陸のために主翼の前後縁からせり出すフラップを呼ばれる小翼を出すとともにタイヤを下げます。着陸速度を整えて、いざ着陸!!と気合を入れ直すのが丁度糸満市付近なのです。残りの距離は10km以上あるので、実際ゴールまで1時間以上走り続けなければなりませんが。

那覇マラソンの魅力は数え切れない程あると思いますが、なんといってもコース沿道からの熱く温かい応援でしょう。42.195km、ほとんど絶え間のない応援が続きます。沿道には公式のエイドステーションの数をはるかに超える私設エイドステーションが存在します。スポーツドリンクや鎮痛消炎スプレーだけでなく、黒糖に沖縄そば、サーターアンダギーや沖縄ではマースと呼ばれている塩、はたまたビールや泡盛を出していただいている方々もいらっしゃいます。また、エイサーを踊ってくれている団体やブラスバンドの演奏で盛り上げてくれる中学生、ハイタッチで激励してくれる少年野球の子供たちの応援にも元気をもらえることは間違いありません。ランナー達だけでなく地元の方々も応援を通して、このマラソン大会、いやお祭!?を楽しみにしているのがひしひし伝わってきます。

次に、一風変わった沖縄のマラソン大会をご紹介いたします。
日本最西端の島で天気がよければ肉眼で台湾も見ることができるという与那国島。この島1周25kmを走るマラソン大会があります。与那国馬が闊歩し、Drコトーのセットの残るのどかで風光明媚なコースです。この大会の目玉のひとつは、閉会式後にあるふれあいパーティー。自衛隊が設営してくれる大きな仮設風呂で疲れを癒したあとは、会場にて度肝を抜く、刺身の舟盛り。特筆すべきはその大きさ。普通の舟盛りとはレベルが違います。本物の船に刺身が盛られて出てきます。サバニと呼ばれる沖縄の小型漁船いっぱいに刺身が盛られていて、与那国島特産の泡盛である「どなん」や「与那国」も飲み放題なんです。

そのほかに、グルメガイドとして有名なミシュランが発行する日本の旅行ガイドのなかでも星をつけている石垣島を舞台にした石垣島マラソン。東洋のガラパゴスとも称される手付かずの自然がゆたかな西表島の竹富町やまねこマラソン。夕方のドラマチックに変化する夕景を見ながら走る古宇利島マジックアワーマラソン。中秋の名月を見ながら走る、伊平屋ムーンライトマラソン。100kmというとんでもない距離を走る宮古島ワイドーマラソンなど、沖縄のマラソン大会は特徴的で魅力的なものが数多くあります。

私自身もマラソンやトライアスロンの大会に参加していますが、JTAのパイロットだけでなく整備士やCA、地上スタッフなど、フルマラソンに頻繁に参加している元気な社員も多く在籍しています。旅の目的として大会参加はいかがでしょうか。
それはちょっと無理という方には、3〜5km程度の旅先でのランニングをオススメいたします。昼夜の喧騒が嘘のように静まり返っている朝の国際通りを走ってみたり、水平線に沈みゆく太陽を見送りながらのランニング。運がよければ、太陽が水平線に消える瞬間に緑糸に輝くグリーンフラッシュを見ることができるかもしれません。車で移動するよりはるかにゆっくりで歩くよりも早く遠くへ行けるランニングは、旅先での道中にあるいろいろなものを五感で直接感じ取れ、新しい発見やハッとさせられる景色にも出会うことができるでしょう。

オススメツアーあります! JAL e トラベルプラザでは多彩な国内・海外ツアーをご用意しています! 国内ツアー 海外ツアー

ページのトップへ

最近の記事
カテゴリから選ぶ
JALグループスタッフ
CA (16)
パイロット (160)
スタッフ(国内情報) (46)
スタッフ(海外情報) (38)
国内情報
北海道 (11)
東北 (13)
関東・信越 (3)
中部・北陸 (5)
関西・南紀 (2)
中国・四国 (8)
九州 (20)
沖縄 (7)
海外情報
ハワイ (39)
アメリカ・カナダ・中南米 (1)
ヨーロッパ・中近東・アフリカ (1)
オセアニア・南太平洋 (0)
グアム・パラオ(ミクロネシア) (1)
アジア・韓国 (2)
中国・香港 (0)
台湾 (0)
テーマ
旅のお役立ち情報(海外) (0)
旅のお役立ち情報(国内) (0)
旅のエトセトラ (0)
カレンダー

日にちで選ぶ

<< 2015年11月 >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930 

月で選ぶ

ページのトップへ